- 2019.10.01
- 雛人形について
ひな人形はどちらの家が支度するものなのか?
ひな人形は誰が買うのか?
意見が食い違うと両家のトラブルのもとにも!?
ひな人形を準備する時に話し合う事があります。
それは『どんなひな人形を誰が予算はどれくらいで用意するのか?』という事です。すぐには決めれない場合もありますので、ゆとりを持った段取りが大切になります。
昔から続いている行事作法は住んでいる地方や家々で捉え方が異なっていることがあります。婚家と実家で意見が食い違ってしまうこともあります。
その子にとって両家から用意するひな人形は人生で1つだからかもしれません。
生まれてきたお子さま、お孫さまが無病息災で育ちますように…。
だからこそ、大切なひな祭り、ひな人形はこうでありたい。
そんな純粋な思いが熱を帯びて人間関係に影響がでるのは避けたいものです。
トラブルを避けるための3つのポイントがあります。
- ひな人形を贈る人について
- ひな人形を飾る場所を決める
- どんなひな人形を望んでいるのか
この3点を御両家と御夫妻で合意を得るのが大切です。
江戸時代は嫁入り道具。
母方が用意するのは風習であった。
江戸時代にはお嫁入りの時に、ひな人形を持参するという風習が生まれました。
その習わしは今でも続いていて、今現在でも、母方の実家から贈ったり段取りをする場合が多いです。離れて暮らす祖父母が娘や孫の顔をみる口実に、初節句のお祝いも兼ねて用意したという言われもあります。
しかし、婚家に嫁ぐ場合と、核家族で住む場合では捉え方も違ってきます。ご両家で話し合って、費用も折半する場合もあります。決まりごとは有りません。
自分の気に入ったひな人形を選びたい。という考えで自分で購入される方もいらっしゃいます。
時代も考え方も多様な世の中です。何が正しいというのはございません。
最も大切なのは、御両家、御夫妻の意見を聞き入れまとめ、そして、角が立たないようにすることです。
大切なお子さまのためにも、思いやりと穏やかに話し合うことも大切です。
もし、意見が平行線の場合は相手を説き伏せることやめて、時間をおいてみるのも一つの方法です。
娘様がはじめて迎える「初節句」はお祝い事です。
両家、両親が笑顔で迎える桃の節句にしたいもの。
smileまーけっとではお子さまが健やかに成長できるお手伝いができればと思っています。問い合わせフォームからご意見・ご相談をお伺いすることも可能です。どんなことでも結構です。よろしければお問い合わせくださいませ。