- 2019.09.09
- 雛人形について
ひな祭りのお供え物の由来について
目次
ひな祭りのお供え物について
ひな祭りのお供え物や食べ物は、女の子のお祭りらしくカラフルで華やかなものが多いです。見た目が良いだけではなく、それぞれに大切な意味が込められています。
ひし餅について
赤(桃色)は解毒作用があるクチナシの実。白は血圧を下げるひしの実です。
緑は厄除けの力があるよもぎが使われています。
そして、桃色は生命、白は雪、緑は木の芽を表しています。
それぞれの3色ひとつひとつに子どもの健やかに育ってほしいという願いが込められています。
ひなあられについて
もともとはひし餅をくだいて作られていました。
そのため、桃色、白、緑が基本となっています。
関東と関西では形も味も違います。
関東ではお米の形をしており、甘みが強いのが特徴です。
関西では丸形の形をしております。風味はしょっぱいのが特徴です。
はまぐりについて
はまぐりは2枚の貝殻がピッタリと合い、他の貝殻とは絶対に合わないことから、夫婦和合の象徴をされます。
女の子が将来良縁に恵まれるようにと願いを込めて、桃の節句の時にお吸い物にして頂く風習があります。
ひとつの貝に二つの実を入れて夫婦を表しているのが、はまぐりのお吸い物です。
白酒について
もともとは、桃の花を酒にひたした「桃花酒」(とうかしゅ)を飲んでいました。やがて、白酒に変わり定着しました。
白酒はお酒に分類されます。お子さまにはノンアルコールの甘酒やジュースなどでお祝いしてください。
ちらし寿司について
えびやれんこんなど縁起の良い具材が多く、また春らしい華やかな彩りが女の子の節句にピッタリのため、ひな祭りの定番メニューになりました。